愛しいみぅへ。
今日の午前中は、ハイドンの弦楽四重奏曲を聴いて、午後からはモツレクやモーツァルトのミサ曲を聴いていました。今日のモツレクには、ジュスマイヤー版と共にオリジナルの未完成バージョンを収めたものがあったのですが、この未完成バージョンには、ジュスマイヤー版には使われていないアーメンフーガが入っていました。このアーメンフーガは、非常に美しいコーラスで、感動的でした。
モーツァルトは、これだけ美しいアーメンフーガをレクイエムでどのように使うつもりだったのか、気になってしまいます。このアーメンフーガを取り込んだバージョンとして、モーンダー版やレヴィン版などがあるのですが、これらはモーツァルトの頭の中にあったレクイエムにどれだけ近いものなのか、知ることができないだけに、気になります。それとも、アーメンフーガは、自らの死期を悟ったモーツァルトが、自分自身に唱えた言葉だったのでしょうか。レクイエムとは切り離して考えてみるのも一つの捉え方なのかもしれません。
相変わらずモツレクに関係しそうな本を読み進めています。書物や、モーツァルトの曲、あるいはモーツァルトの時代の音楽には、その謎を解く何かが隠されているかも……、と思いながら、こんな生活を毎日続けています。
そうそう、一番気になるのはみぅのこと。当然でしょう。