「うつ病患者への社会復帰支援について」というテーマで以下の意見を書きました。
この欄に1・2度書いたくらいで、政府や霞ヶ関がわたしの意見を採用してくれるとは思っていません。
だから今日も、書かせていただきます。政府や霞ヶ関が動いてくれるまで、命ある限り毎日書いていく予定です。
現状では、うつで失職した状態からの社会復帰は、障害者よりも難しい状態になっています。うつが精神障害に入るのかどうかは、障害者の申請書には明記されていないため、障害者の認定を受けることは難しいという現実があります。私の場合は無理でした。
しかし、だからといって、履歴書に書かず、採用試験でも隠せば、それは違法行為になります。うつを理由に後日解雇を言い渡されても文句は言えません。もっとも、私の場合、会社で周囲の理解を得られない限り、うつが悪化してしまうようなので、うつを隠すことはできません。
それから、会社側にとっても、障害者でないうつ病で治療している人を雇っても、何のメリットも得られません。もっとも、その人がたぐいまれな才能を持っていて、会社でその才能を生かすことができるというのであれば、それはそれで採用の理由になるのでしょうが、そんな人はまれです。うつで会社を休まれて仕事に支障が出るよりは、雇わない方がよいことは明らかです。
このあたりを何とかしない限り、うつで仕事に就けない人は増える一方、それが理由で自殺する人も、もちろん増えていくことでしょう。
ところで今の私の状況ですが、常に自殺のことを考えています。なぜかその方が、心が落ち着くのです。自殺する前に何をしておかなくてはいけないのかを考えて、これからの行動を決めて、それに従っていろいろなことをしているのが今の私の状態です。死ぬだけでも周囲の人に迷惑がかかるのに、それ以上の面倒を残された人に押しつけるわけにはいかない、というのが理由の一つとしてあります。そしてもう一つの理由は、何か生きていた証を残しておきたいというのがあります。
自殺を考えなければいけないほど追い詰められている最大の原因は、生活費の将来が、全く見通しが立たないことにあります。生活保護は最終手段とは聞いていますが、その支給条件が全く解りません。今の私にとっては、あてにならないお金なのです。
このような状況から抜け出すために、支援を必要としています。真摯な対応を期待します。
以上が、意見内容の全文です。上の文章に書いた「生きていた証」とは、モツレクについていろいろ調べていることです。考えてみれば、モツレクを聴く日本人の多くは、カトリックとレクイエムとの関係や、カトリックの死生観などについては知らずにこの曲を聴いているのではないのでしょうか。そんな聴衆の一助になるものを書いてみたいとは思っているのですが、素人の私にどこまでできるのか、とりあえず、自分なりにうかんだ疑問とその答えくらいは書きのこしたい、と思っています。
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