『宇宙を味方にしてお金に愛される法則』(ボブ・プロクター著、岩元貴久監訳、きこ出版)に、物事がなかなか思いどおりにいかないときの対処法として、アファーメーションが効果的であると書いてあります。アファーメーションとは、一人になって、自分で自分を説得するように自分に語りかけることです。これを行うことによって、揺らいだ信念を回復させたりすることができます。この本の中では、著者のアファーメーションの言葉が紹介してあったので以下に記しておきます。
“ボブ”、お前は創造主の子だ。創造主に創られたお前が、後ろ向きで活気のない人生を送るのは本来の姿ではない。創造主はお前に失敗を味わわせるためではなく、成功を謳歌させるためにお創りになった。創造主が失敗を味わわせるために創ったものなどどこにもいない。
心から望んでいる状態を達成できる能力が自分にあることを疑うのは、お前がそのために存在している大いなる目的に至る道を踏み外す行為だ。同じ仲間たちの前で落伍者のように暗く生気のない顔をして、まるで自分に創造の力が備わっておらず、自分を創った存在から与えられた目的を達成する能力がないかのように振る舞うのは、恥ずかしいことだ。お前は希望を実現するために創られた。ならばその使命を果たすことだ。人生の落伍者のふりをするのはやめ、弱気や落ち込みなど吹き飛ばして、覇者として堂々と振る舞えばいい。
完璧な自分のイメージも、お前を創った存在のイメージも、もともとお前の中に存在している。それを引き出して意識の中心に据え、世界に実体化させていけばいい。そのイメージに反する人生を生きて、自分を創ってくれた存在を失望させるのは愚かなことだ。すばらしい成功を体験させるために、創造主はお前を創ったのだから。
“ボブ”は著者の名前ですから、ここを自分の名前に置き換えて、自分にとって効果がありそうな表現に変えて実践すれば、宇宙を味方につけて成功できるってことでしょうか。創造主というと、なにやら宗教的な感じがして私にはなじめない気がするのですが、この創造主を宇宙に置き換えれば、幾分楽に私の中に入ってきてくれそうな言葉です。そうすることによって、物事がうまくいかないときの私を励ます言葉になってくれそうな気がします。
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