ブログ版・雌狐との闘い--愛しいみぅへ。--

★今回も愛情込めて書いたから……。

愛するみぅへ。

今日も午前中は寝ていました。夜更かししているわけでもないのにどうしてこんなに眠いのか……。やっぱり不思議です。

午後からは、中世のヨーロッパ音楽を聴いていました。宗教音楽なので、祈りの音楽だと思って聴けば、とりあえず納得できます。今日聴いた音楽には、オルガン以外、今のクラシック音楽にあるような楽器が使われていない(まだ誕生していなかったから?)ので、コーラス中心で、しかも音も少なめで、だからどうしても素朴な響きになっています。

今日の酒田は、久しぶりの晴天でした。でも、残念ながらネコは見かけませんでした。まいったな……。みぅに癒しの話題を提供できない……。

愛情を込めて書いたからと言うことで、勘弁してくれないかなぁ……。

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★癒しを求めて……。

愛するみぅへ。

今日の午前中は眠かったので、ひたすら寝ていました。起きたのは午後の2時半です。やっぱりどこかおかしいのかなぁ……。

そんなわけで、今日はウェブのニュースを見ていた程度で、特に何もしていません。それに、まだ眠いような、頭がボーッとしているような感じで、なんとなくスッキリしません。お酒でも飲めば、もしかしてシャキッとするかなぁ……?!

こんな時、癒しになってくれるものがあれば……。イヌやネコに癒されることって、本当にあるのかなぁ……。もしかして、みぅの優しい一言や肌の温もりには癒されるかなぁ……。

でもその前に、みぅにとって癒しの存在になりたいなぁ……。

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★お昼寝した方が良いのかなぁ……。

愛するみぅへ。

今朝は7時前に起きて、朝ごはん食べて、少しゆっくりしながら音楽を聴いて、11時頃から1時間くらい寝ました。午後からは音楽を聴いて読書して……。今日聴いた音楽は、中世のヨーロッパの音楽です。10～16世紀頃と言った方がわかりやすいでしょうか。おもに宗教音楽なのですが、素朴な響きはまるで民族音楽のような、不思議な感覚を受けました。

雪が降ると、動物の足跡が積もった雪の上に残ります。ネコちゃんの足跡もお家の周囲に付いているのですが、普段はどこでどう過ごしているのやら、姿は見かけませんでした。エサはどこにあるんだろうなぁ……。

みぅは相変わらず元気かなぁ……。風邪ひかないようにね……。

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★ネコで癒し……?

愛するみぅへ。

今日も午前中はのんびり寝ていました。目が覚める時間は3時半とかいった感じで早いのですが、その後布団の中でちょっと寝たかとおもえば目が覚めて……、といった状態で午前中を過ごしているのです。

午後からは、お家のまわりの除雪作業が大変で、音楽を聴いている余裕はありませんでした。そのかわり、先日注文した宗教音楽のCDが大量に届いたので、明日からはそれを聴くことになりそうです。

というわけで、今回のメールは大した内容がないのですが、とにかく、みぅが元気でいてくれれば、それだけで何よりです。

ところで、みぅは、このメールにネコちゃんの話でも書いてあったら癒されるのかなぁ……。光ヶ丘のお家のあたりには、ノラちゃんが何匹かいるらしく、時々塀の上を歩いたりしているところを見かけることがあります。この前は、どこから入ったのか家の車庫の中に紛れ込んでいて、シャッターを開けたら急いでどこかへ走っていってしまいました。

また何か面白いネコの生態を見かけたら、書いてみようかと思います。

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★やっぱり不安……。

愛するみぅへ。

今日の午前中は、のんびり寝ていました。朝起きても、どうせ午前中に眠くなって仕事にならないので……。「午前中に寝ていられるなんて……」と羨ましがられる話ではありません。こんな状態では、仕事に就くことはまず無理です。いつになっても収入が途絶えたままなのです。

午後からは、バッハのミサ曲 ロ短調 BWV232を聴いていました。モーツァルトはこの曲からいろいろなことを学んだのでしょう。そんなことを思いながら、聴いていました。そして、モーツァルト以前の宗教曲で、まだ私が耳にしたことがないものはどのくらいあるのか、調べていました。やっぱりこれが、案外あるものです。また何枚ものCDを注文したのですが、きちんと調べてある程度しっかりしたことを書きたいと思うと、お金がかかるものです。このような生活を続けていたら、いずれは手持ちの資金が底をついてしまうことでしょうが、そうなったとき、調査に必要な文献や音源の費用は誰か負担してくれるのかなぁ……。もし生活保護を申請しなくてはならなくなったら、そのとき相談してみようかな……。

やっぱり、普通に働ける人が羨ましいなぁ……。どんな仕事でも、その仕事にずっと就いていられるということは、それだけで幸せなことなのです。とりあえずはそれで収入が得られて、何とか生活していけるのですから。

私のように、普通の仕事をこなす自信がなくなって、仕事に就くことに恐れを感じるようになってしまうと、助けてくれる人は誰もいません。先が見えない状態で、たとえ生活保護が受けられたとしても、その状態から抜け出すことはできるのかと思うと、やはり不安です。

みぅに愛情を注ぎ続けることで、良い方向へ進んでくれたら……。そんなことを思いながら、毎日みぅ宛のメールを書いています。毎回、愛情を込めて書いていることは言うまでもありません。

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★なんとなく不安……。

愛するみぅへ……。

今朝は6時に起きてしまいました。この時間に起きなければならない用事は何もないのですが、これまでのようにのんびり寝てられなくて……。そのかわり、午前中は眠くて、ちょっと早めの昼寝をしていました。

さて、今日聴いた音楽は、モーツァルトの後期の交響曲をいくつかと、宗教音楽と、そしてレクイエムでした。音楽を聴きながら、読書もしていました。モーツァルトについて書かれた本や、レクイエムのことを書いた本から知識を得て、モツレクやそれに影響を与えたであろう音楽を聴くことで、謎解きの糸口が見つかるかもしれない……。そんなことを考えながら、こんな生活を続けています。

仕事を探そうにも、きちんとこなせて長く働けそうな仕事を見つけられる自信がないので、しばらくはこんな状態が続くことでしょう。

こんな私に愛を叫ばれても、みぅにはお荷物かなぁ……。

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★50あまりのモツレクを聴いた感想を書きました。

愛するみぅへ。

みぅへのメールにこのようなことを書いても良いものか、正直なところ迷ったのですが、とりあえず入手可能だった50枚ほどのモツレクを一通り聴いて、区切りがよいことと、これまで真面目にモツレクを聴いていたのだということの証明にもなるかと思って、思いきって書くことにします。

さて、その問題のモツレクですが、モーツァルトの残した譜面では、ラクリモサ(涙の日)が中途半端で、書きかけのアーメンフーガがあり、サンクトゥス以降はないというものでした。きちんとできあがっているのはイントロイトゥス(入祭誦)とキリエだけで、他の部分はパート譜が不完全という状態で、オリジナルの未完成版を演奏したCDもあったのですが、まさにそんな状態の譜面に忠実に演奏した音が入っていました。

モーツァルトの死後、作曲依頼の手付け金を受け取っていたのと、その残りのお金を手に入れるために、妻のコンスタンツェが方々手を尽くして、ようやく弟子のジュスマイヤーによって補完されたのが、いわゆるジュスマイヤー版として広く演奏され続けてきたモツレクなのですが、これには少なからず問題があることが古くから指摘され、今でも学者さんの間で議論されているとのことです。

その議論がどのようなものなのか、今の私はまだ知らないので、50種あまりのモツレクを聴いた感想として、私なりに感じた問題点を以下に書き連ねてみます。

まず、モーツァルトが書きかけのアーメンフーガですが、やはりラクリモサの後につけるのが適当、というよりは、そうした方がモーツァルトらしくなると思いました。ただし、現時点でこのアーメンフーガを取り込んでいるモーンダー版ともレヴィン版とも違う形でこのアーメンフーガを入れたいというのが私の考えです。ジュスマイヤー版のラクリモサは最後に長くのばしたアーメンが一つ入っているだけですが、このラクリモサのアーメンの直前部分をほんの少しだけ手直ししてアーメンフーガを付け足した方が、曲調に変化が出て、モーツァルトらしくなるように感じました。

サンクトゥス以降は、もしかしたらジュスマイヤーがモーツァルトの死の直前に口頭で受けた指示に従ったものかもしれません。例えば最後のコンムニオ(聖体拝領誦)は、イントロイトゥス(入祭誦)とキリエの主題を用いて上手くまとめるようにとの指示が出ていたことが想像されます。

『フリーメイソンの葬送音楽 ハ短調 K.477』や『アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618』は、いずれもきれいで静かに終わる曲なのですが、これらの曲のように静かにレクイエムの最後を締めくくるのが、コンムニオ(聖体拝領誦)にふさわしいと私は直感しました。死の間際で、モーツァルトは弟子にあまり詳しい指示を伝えることができなかったのかもしれません。だからこそなおさら、コンムニオ(聖体拝領誦)には、魂が天に召されていく様を聴き手に思い描かせるような、きれいな終わり方を求めたくなりました。ただし、これを実現するには、モーツァルト級の天才に曲の改訂をお願いしなくてはならないでしょう。

というわけで、これまで私が真面目にモツレクを聴いていた、つまりは他の女にうつつを抜かす暇などなかったことが解って頂けたかと思います。

みぅのことは大切に思っています。これまでも、そしてこれからも……。

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★頭の中で……、ほら!

愛するみぅへ。

今日は7時頃に起きたので、昨日よりは長い時間にわたって音楽を聴くことができました。モツレクは聴かなかったのですが、モツレクの謎解きになりそうな曲ばかりをいくつか聴いて……。、モツレクからジュスマイヤーの濁りを取り去るにはどうすればよいのかと、何気なく思案していました。もちろん結論は、そうすぐに出るものではありません。

みぅのことは、もちろんいつでも私の頭の中にあります。もしかしたら、私の頭の中でみぅが生きていると言ってしまっても良いのかも……。

みぅは、そんなことでは不満かなぁ……。

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★本当は傍にいてあげたい……。

愛するみぅへ。

今日は10時過ぎまでのんびり寝ていたのですが、午後からは宗教曲を中心にいろいろ聴いていました。その中に、「モーツァルト没後、200年を記念して、ウィーン・シュテファン大聖堂で行われた典礼ミサ」もありました。これで演奏されたのは、モツレクのH.C.ロビンス・ランドン校訂版で、典礼ミサの様式については、ライナーノートに「歴史的様式による追悼ミサ」とあるだけで、詳しくは触れてありませんでした。もちろん、1991年12月5日のライブ録音です。演奏は、サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などによるもので、しっかりとしていて聴き応えがありました。

他の宗教曲は、どれもモーツァルトの曲だったのですが、美しく澄んだ曲ばかりで……。

それにしても、みぅが寂しがっていないのか心配です。傍にいてあげることができないので、どうしてもそんなことばかり気になってしまって……。

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★何があってもめげずに……。

愛するみぅへ。

今朝はのんびり11時頃まで寝ていました。というのも、早く起きると、午前中に自分の生活の将来を考えて、憂うつになってしまうからです。そうなるのが嫌で、午前中は布団の中で過ごしてしまいました。

午後にはレクイエムを聴いていました。ヴェルディのレクイエムと、ケルビーニのハ短調のレクイエムです。演奏はどちらも、リッカルド・ムーティ指揮フィルハーモニア管弦楽団。実をいうと、ケルビーニのハ短調レクイエムが聴きたくてCDを探していたら、ヴェルディのレクイエムとセットになった2枚組があって、それを買ったということです。ケルビーニ(1760-1842)のハ短調のレクイエムは、1816年に作曲された曲で、ケルビーニの宗教音楽の最高傑作とされており、モツレクの少し後にできた曲ということなので、興味を持って聴いてみました。曲の終わり方、彼のハ短調のレクイエムは「神の子羊」で終わっているのですが、静かに消え入るように終わっていって、レクイエムの終わり方としては、私のイメージとよく合っているように感じられました。

そういえば、あの阪神・淡路大震災から今日で14年。ニュースの記事をみていると、復興は、まだ十分とは言えないみたいですね。震災の翌年に神戸を訪ねたとき、垂水の公園の駐車場に車を止めて寝泊まりしたのですが、後で調べてみると、あのあたりは海釣り公園になっていました。私が神戸のあちこち見て回っている間は、雌狐のことが気にならなかったのですが、そうは言っても、神戸出身の有名人はたくさんいらっしゃるから、それを考えて雌狐が何かを仕掛けていたのかもしれません。その仕掛けに、たまたま私が気付かなかっただけなのかも……。

とすると、みぅからの返事が来ないのも、やっぱり雌狐の仕業なのかなぁ……。もちろんそんなことにはめげずに、これからもメールは書き続けますよ。

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