愛しいみぅへ。
今日は9時まで寝ていました。相変わらず朝は眠くて……。起きたら食事を摂ってコーヒーを飲んで、ウェブでニュースをチェックして……。
お昼は、昨日実家からもらってきた蒸かし芋とヨーグルトで済ませました。午後は、まずウェブの記事を少し読んで、それから読書をして、そしてみぅへのメール書きです。
読書は、群論のお勉強と『宇宙を復号する 量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号』(チャールズ・サイフェ 著、林 大 訳、早川書房)でした。新たに読み始めた『宇宙を復号する……』は情報理論について書かれてあるらしく、カバー見開きにはこんな文章が載っています。
古代ギリシャから第2次大戦を経て現代まで、秘匿通信の手段として連綿と用いられてきた暗号の研究から情報理論が生まれた。発達をいまも続けるこの理論の主体、情報こそは、じつはわれわれ生物のみならず、全宇宙の究極の謎を解く鍵である。情報理論革命は、相対論、量子論にならぶ、科学史上第3の革命の名にふさわしい理論だ。相対論も量子論も、その本質は情報理論であり、シュレディンガーの猫やマクスウェルの悪魔といったパラドクスも、情報を手がかりにして「解読」することができる。われわれ生物が生きているもの情報伝達のためであり、宇宙でもっとも謎めいた天体であるブラックホールでさえ、じつは大規模な情報処理装置にすぎないのかもしれない。情報理論はいまや、宇宙の運命は結局どうなるのかという究極の謎まで解読しようとしている。
情報をキーワードに、これまでの物理学史を新鮮に書き換え、常識を逸脱した最新科学理論の世界観のもとへと読者をいざなう、『異端の数ゼロ』の著者が満を持して放つスリリングなポピュラー・サイエンス。
情報理論とはいったい何物なのかとの興味をかき立てられる文章です。確かに、この宇宙に隠された物理法則、理論を見つけ出す作業というのは、暗号を解読する作業にたとえられるのかもしれません。
もしかして、みぅも私に暗号を送っているのかしら、何、何、何だって……。
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