「うつで失職した状態からの社会復帰支援」というテーマで書き込みました。今回は、うつの症状が快復して職場復帰する段階で、周囲に期待したいことや政治の面で動いてほしいことを書いてみました。
私は今、うつの治療のため離職した状態にありますが、この状態からどこかの職場で社会復帰をはたすためには、いろいろな困難があります。私は精神科医ではありませんが、あくまでもうつの患者としての立場からいろいろと感じていることがありますので、その点に留意した上でお読み願います。
うつが再発、悪化する原因として、ストレスがあるんだと思いますが、うつでしばらく休んでいた人にとっては、以外に些細なことでもストレスになるように思います。うつの再発、悪化を防ぐには、精神科を専門とする医師と相談しながら、可能な限り職場に徐々に慣らしていく段階を踏まないといけないのだろうと思います。これには職場の理解が不可欠です。精神科に詳しい産業医が、受け入れる職場の人々に対して適切な接し方をアドバイスできる環境が理想だと思います。
しかしながら、うつからの職場復帰が完了するまで、どのくらいの期間がかかるのかは、私には分かりません。たぶん、人それぞれなのでしょう。職場復帰が完了するまでの負担を誰が引き受けるべきなのか、国や自治体から助成金を受けることができる仕組みにすれば、会社側は喜ぶかもしれません。
それではその財源はどこに求めるべきなのか。自由経済の仕組みをうまく利用してあちこちでバブルを膨らませては荒稼ぎしている、まるで相場師(詐欺師?)のような連中に負担を求めたい気持ちはあります。マネーゲームを抑制するための上手な課税で、ある程度市場を管理した方が、国民生活を保護できるという考えもあって良いと思います。国政には、善処を期待いたします。
ところで、お金の流れを常に監視し、管理することは、政治の重要な役割ではないかと以前から思っておりました。そもそも投資というのは、世の中をよくするアイデアを持っているのにお金がなくて実現できないというところに資金を出すことであり、そのような考え方からすると、為替のFXや株の信用取引というものは単なる博打のように思えてなりません。もちろん私は、たとえ手元に余分なお金があったとしてもそのようなものへ手を出す気はありません。
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