愛しいみぅへ。
今日は8時に起きました。起きたら食事を摂ってコーヒーを飲んで、ウェブでニュースをチェックして……。
お昼は、またシェイクを摂りました。午後からは読書です。『和声の歴史』は昨夜のうちに読み終わってしまったので、今日からは『ペンローズの〈量子脳〉理論 心と意識の科学的基礎をもとめて』(ロジャー・ペンローズ著、竹内薫/茂木健一郎 訳・解説、ちくま学芸文庫)です。ペンローズさんは、「心」や「意識」を量子論の立場から説明しようとしている方で、『皇帝の新しい心』(The Emperor's New Mind, 邦訳・みすず書房)や『心の影』(Shadows of the Mind, 邦訳・みすず書房)といった本も著しておられます。
脳は不思議な臓器です。脳の神経細胞は、互いに神経伝達物質で信号を伝え合っていることは分かっていますが、脳全体の動きを見てみると、体を機能させるための司令塔としての役割分担がうまく行われています。「意識」というものは、脳内に保存されたたくさんの記憶の中から、その状況に最適なものを選びだして次の行動の参考にする必要があって、そのために生まれたものなのではないか、という漠然とした感覚は持っていたのですが、量子論の立場から脳の仕組みを説明しようという試みには興味を引かれました。この試みに対して異論は多数あるようなのですが、そうと聞けばなおさら知りたくなる性分なので、この本を読み終わった後も、関連図書を探しては読んでみたいと思っています。
さて、午後からはずっと読書というわけではありません。読書の合間に買い物に出かけたり、ウェブでニュースをチェックしたりしていました。みぅへのメールに手間取ってしまったのは、脳について何か触れておこうと、私なりの考えを練っていたためです。
ところでみぅは、相変わらずなのかなぁ……。
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