今回は、サー・ネヴィル・マリナーのモツレクを2点紹介します。
これは、フランツ・バイヤー版を使っています。
演奏家は以下の通り。
イレアーナ・コトルバス(ソプラノ)Ileana Cotrubas, Soprano
ヘレン・ワッツ(アルト)Helen Watts, Alto
ロバート・ティアー(テノール)Robert Tear, Tenor
ジョン・シャーリー=カーク(バス)John Shirley-Quirk, Bass
アカデミー&コーラス・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズAcademy and Chorus of St Martin-in-the-Fields
(合唱指揮:ラースロー・ヘルタイ)(Chorus Master: László Heltay)
指揮:サー・ネヴィル・マリナーConducted by Sir Neville Marriner
録音は、1977年ロンドンとなっています。
そしてもう1点がこちら。
こちらはジュスマイヤー版です。CDケースの裏側には、REQUIEM, K.626 (completed by Franz Xaver Süßmayr)ときちんと書いてあります。
演奏家は以下の通り。
シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)SYLVIA McNAIR, soprano
キャロリン・ウォトキンソン(アルト)CAROLYN WATKINSON, contralto
フランシスコ・アライサ(テノール)FRANCISCO ARAIZA, tenor
ロバート・ロイド(バス)ROBERT LLOYD, bass
アカデミー・アンド・コーラス・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズACADEMY AND CHORUS OF ST MARTIN IN THE FIELDS
合唱指揮: ラースロー・ヘルタイChorus master: Laszlo Heltay
指揮: サー・ネヴィル・マリナーConducted by Sir NEVILLE MARRINER
録音は、1990年2月6-8日 ロンドン、セント・ジョンズ・チャーチとあります。
さて、1977年の録音時にはバイヤー版を取り上げて、1990年の録音ではジュスマイヤー版でとなっていることから、1990年に録音されたCDのライナーノートには、2度目の録音でジュスマイヤー版を取り上げることになったマリナーの気持ちを類推するようなことが書いてある。ただし、マリナー自身のコメントは何もないので、その本心はよくわからない。もちろん、それなりの理由はあるのだろうとは思うが……。